こんにちは♪
立春も過ぎ、もうすぐ新生活シーズンですね。ここから1ヶ月位は新生活や引っ越しに関連した風水のお話を書いていこうと思います!
今回は、家選びや家を建てる際によく話題になる「鬼門(きもん)」を中心としたお話です。
TVやインターネットでも鬼門がよく取り上げられ、◯◯の方位の水場はNGなどと紹介されています。
私が実践している李家幽竹先生の風水では、鬼門は気にしなくて良いという考え方なので全く気にしていませんでしたが…
■鬼門(裏鬼門)とは
鬼門(きもん)とは、北東(艮=うしとら:丑と寅の間)の方位、方角のことである。 鬼門とは反対の、南西(坤、ひつじさる)の方角を裏鬼門(うらきもん)と言い、この方角も鬼門同様、忌み嫌われる。
ーWikipediaより抜粋ー
もともと鬼門は「山海経」(せんがいきょう)をはじめとする中国の古い書物に
「中国のとある山頂に桃の木があって、その枝の東北から鬼が出入りしている」
と書かれており、これが北東=鬼門として日本に伝わったと言われています。
この鬼門の概念が存在するのが家相です。
■家相と風水の違い
家相も風水も、元は中国の都市や家づくりに取り入れられた学問でした。それが日本に伝わると神仏習合の考えや、日本特有の風土に合わせた家造りの方法が日本の家相として独自に変化し、昔の人々の生活に根付いたようです。
家相の一例に、南西(裏鬼門)の開口部や水回りは良くないとされています。これは日本の台風や梅雨は南西からやってくるので、湿気の観点から避けたほうが良い、という観点から来ています。
一方で中国の伝統的な風水は、どの方位に何の部屋があっても問題はありません。(もちろん、ベストな方位はありますが)座山から家の性質を導き出し、それに合わせて室内を整えて行きます。
これが家相と風水の違いです。
■家相の良くない家に住んだ感想
私は同棲時代から数えて4回住み変えています。ほとんど玄関・キッチン・トイレのどれかが鬼門にかかっている部屋に住んでいましたが、人生に大きなダメージを与えるほどの大きな問題も無く今日まで過ごせています。
(ちなみに明治の大文豪、夏目漱石やトヨタの創業者の自宅にも鬼門に水回りがあったそうです)
■風水的に見た鬼門の方位と対策
空間が不浄になると悪い変化が起こります。整理整頓を心がけ、空気清浄機などで清浄な空間にしましょう。
・裏鬼門=南西はあらゆる運の土台となる方位。
床を中心に特に低い場所を清潔にし、家具は安定感のあるものを選びましょう。
■家相に対する個人的な考え
「家相ありきで家を作ったら、かえって導線が悪くなった」
「家相の良い家がなかなか見つからない」
こんなお悩みを見かける度に「風水という選択肢はいかがでしょう」と提案したくなります(笑)
先に説明したとおり、風水は基本的にどの方位に何の部屋があっても問題ないと考えるので、家相よりも楽なんですよね。自分でインテリアを変えて対策できるのも、風水の良いところです。
風水や家相も違いはあれど、どちらも人々が幸せに暮らすための先人の知恵であることに変わりありません。
取り入れるなら一つの流派に絞ったほうが迷わないのでおすすめです。(宗教みたいですが 笑)
風水も家相も性質の違いを正しく知って、自分に合うやり方を取り入れて行きたいですね。
次回は風水的に良い土地選びについてお伝えします。
それでは、また♪
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